スカウトに期待しすぎた私の転職失敗談|自動送信の現実と気持ちのすれ違い

転職体験談

1. 「スカウトされる=歓迎されている」と思っていたあの頃

初めて転職サイトに登録したとき、最も心が躍ったのは“スカウトメール”でした。「ぜひお会いしたいと思い、ご連絡しました」そんな文面を見るたびに、「自分の経歴やスキルが評価されている」と舞い上がっていたのを覚えています。

当時の私は、建築士の資格を持ちながらも、まったく異業種への転職を志していました。クリエイティブ系やWeb業界など、まったく違う分野に飛び込もうとしていたのです。

2. 資格があるせいで、希望しない職種からのスカウトが殺到

ところが、転職サイトに登録してすぐ、送られてくるスカウトの9割が建築関係の求人。「設計職としてぜひお力を…」「施工管理のスキルを活かしませんか?」といった文面ばかり。どうやら、保有資格や前職の職種をもとに、自動的にスカウトが送られているようでした。

最初は「せっかくだし話を聞いてみよう」と軽い気持ちで面接に臨んだのですが、ここで大きなギャップに直面します。

3. 実際には“誰も私をスカウトしていなかった”?

面接で先方の採用担当者に会うと、開口一番、「えっと…どの経歴を見て応募されたんですか?」と聞かれたのです。驚きました。てっきり“あなたをスカウトしました”という前提で話が始まると思っていたのに、実際には求人側は私の詳細なプロフィールを見てすらいない様子でした。

後からわかったのは、あのスカウトメール、ほとんどが「資格や職歴にヒットした登録者に一括送信される自動メール」だったということ。つまり、誰かが私の履歴書をじっくり読んで“欲しい”と思ってくれたわけではなかったのです。

4. スカウトに期待しすぎると、双方にとって不幸な結果に

こちらは「自分を評価してくれた会社だ」と思い込んで面接に行く。でも、相手は「たくさんの候補の一人」としてしか見ていない。その温度差は、面接中の会話にも表れてきます。

実際、「なぜうちに興味を持ったのか?」と聞かれて、「スカウトされたからです」と答えた瞬間、空気が微妙になるのを感じたこともありました。

5. まとめ:スカウトは“参考程度”に。自分から動く姿勢を忘れずに

転職サイトのスカウト機能は便利です。しかし、それに頼りすぎると、思わぬ誤解やミスマッチを生んでしまうこともあります。

もしあなたが、持っている資格とは異なる職種にチャレンジしたいと考えているなら、スカウトよりも「自分から応募する」ことを意識した方が、ずっと効率的で誤解も生まれません。

“スカウトされたから”ではなく、“自分が選んだ会社だから”という軸で、転職活動を進めていくことをおすすめします。

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