はじめに:なぜ人は起業を決意するのか?
近年、起業への関心が高まり続けています。副業解禁の流れ、フリーランス文化の浸透、さらにはAIやリモートワークの普及により、「自分の人生は自分で決める」という価値観が主流になりつつあります。
そんな中、私たちは実際に「起業を決意した理由」に関するアンケートを実施しました。対象は20代~50代の男女200名。現在起業済み、あるいは起業準備中の方を対象に、“そのとき何が背中を押したのか”を聞いてみました。
以下、ランキング形式でその結果を紹介していきます。
第1位 「時間や働き方を自分で決めたかった」
ライフスタイルの自由を求めて
最も多かった理由は「時間や働き方の自由を手に入れたかった」という声。これは会社員時代に「無駄な会議」「意味のない残業」「決まった出社時間」に疑問を抱いていた人が多かったことを示しています。
フレックスタイム・リモートワーク以上の“自由”とは?
フレックスタイム制度やテレワークも増えてきましたが、それでも“働き方の根幹”は会社の方針に縛られるもの。完全な裁量権を求めて起業を選ぶ人が多いのは、それだけ“本当の自由”が希少だからこそです。
実際のエピソード紹介
「毎朝の満員電車と、子どもとの時間を削る生活に限界を感じました。今は保育園の送り迎えを自分でできる生活が、本当に幸せです。」(30代・女性・デザイン業)
第2位 「収入の上限を突破したかった」
サラリーマンの年収に限界を感じた人たち
年功序列や評価制度の限界を感じ、「頑張っても給料は変わらない」という現実に直面した人たちが多くいました。自分の努力や成果を正当に評価してもらえる場所を、自分で作るという選択です。
自分のスキルを“市場価格”で売りたい欲求
「スキルがあるのに評価されない」「本当はもっと稼げるはず」という思いから、起業を通じて自分の市場価値を試す人が増えています。
副業から起業へ転じた実例
「副業で月10万円稼げるようになった時、『これを本業にすればもっと自由になれる』と感じて、思い切って独立しました。」(40代・男性・WEBマーケター)
第3位 「やりたいこと・夢を実現したかった」
忘れかけていた“本当にやりたいこと”に気づいた瞬間
会社に属していると、自分のやりたいことが見えなくなるもの。しかし、ふとしたきっかけで「このままでいいのか?」と立ち止まり、原点に立ち返ったという声も多数ありました。
好きを仕事にする勇気と戦略
「好きだけでは食べていけない」と言われる中、戦略的に“好き”をビジネスに変えていった人たちは、自分の仕事に誇りを持っています。
クリエイティブ系起業家の声
「趣味で始めた写真が、いつの間にか副業に。SNSでファンが増えたことで自信がつき、フォトグラファーとして起業しました。」(20代・女性)
第4位 「会社や上司への不満が限界だった」
ハラスメント・評価制度・ブラック環境からの脱出
残念ながら、今もなおパワハラ・長時間労働などの問題は根深く存在しています。耐え続けた結果、心身に限界を感じて独立を決意したという切実な声も届いています。
「このまま一生ここで働くの?」と思った瞬間
「昇進しても幸せじゃない」「定年までこの生活を繰り返すのか…」という感情が、決断の引き金になったという人も。
退職→独立までのプロセス紹介
「転職も考えましたが、また同じような組織に属するのが嫌で…。いっそ自分でやってみようと独立を選びました。」(30代・男性)
第5位 「コロナ禍で人生観が変わった」
リモート時代の価値観シフト
コロナ禍で在宅勤務が普及し、「オフィスにいなくても仕事はできる」と気づいたことが、起業のきっかけになったという人が多数いました。
“安定”よりも“納得”を選んだ人たち
一見安定していた大企業が倒産するなど、「安定=安全」という考えに疑問を持つようになったことも背景にあります。
働き方の再定義としての起業
「会社の都合で急に仕事がなくなったとき、自分の人生を他人に委ねすぎていたと気づきました。自分の人生を自分でコントロールするために起業を決めました。」(50代・男性)
ランキング圏外だけど興味深かった回答たち
「家業を継ぐため」
実家の事業を引き継ぐことで、起業の道を選んだ方も一定数いました。
「地方移住をきっかけに独立」
ライフスタイルの変化によって、都市圏の企業での勤務をやめ、フリーランス・起業に切り替えたケース。
「一度は失敗したが再チャレンジしたかった」
過去に起業に失敗したものの、再挑戦を誓って再び立ち上がる人たちも。「諦めない心」が印象的でした。
起業の動機は十人十色、でも「本気」であることが共通点
どの動機にも共通しているのは「本気で人生を変えたい」という強い意志。安易な起業ではなく、綿密な準備や覚悟を持って行動を起こした人が多いのが印象的でした。
自分の起業の動機が何であれ、「自分の人生をどうデザインするか」という視点を持てるかどうかが成功のカギと言えそうです。
おわりに:あなたの“起業ストーリー”は、もう始まっているかもしれない
今回のアンケート結果を通して、改めて感じたのは、「きっかけ」は人それぞれでも、最初の一歩には“勇気”が必要ということ。あなたが今考えているその違和感やモヤモヤも、起業という選択肢に繋がるサインかもしれません。
どんな理由であれ、自分の人生を自分で選ぶという選択は、きっと未来に繋がっていきます。あなたの“起業ストーリー”が、今日この瞬間から始まることを願っています。


